岐阜県で行われた不正・横領行為に関する情報がこちらです。
造園業メイン建設企業A社(岐阜県)
造園業を初め建設業では、協力会社の方々に工事作業を行って頂く場合には所定の様式の工事基本契約書を2部作成し、お互いが1部持たなければならない。
このお互いが1部持つことで始めて契約が締結されたとなり、工事作業の依頼発注をすることができる。
しかし上記企業では、工事基本契約書に貼る収入印紙の節約や協力会社との契約(取引開始)に伴う社内決裁を簡略化するために、工事基本契約書を結ばずに多くの協力会社へ依頼発注を行っていた。
加えて本件が悪質なのは、先方へ「工事基本契約書を締結するにあたり、協力会社の情報が必要となる」等の説明をしておきながら、先方の情報のみを一方的に取り寄せて、工事基本契約書は作成や返送をしないで、その存在をを曖昧にして処理していたことである。
本不正は約4年間行われ続けたが中小規模の建設業の下請会社では事務作業を行う担当者も十分におらず、またその人達の契約書管理に関する知識も不十分なため、契約書が返送されて来ないことを不思議に思う人も少なかったことが問題を長引かせた要因だと考えられる。
写真館でのサービス業(岐阜県)
写真館と言ってもスタジオでの記念撮影だけでなく、学校の卒業アルバムなどの作製もしております。
わたしが以前担当していた小学校でのことです。
卒業アルバムの作製は担当カメラマンに主導権はあるのですが、写真配置ページの構成やアルバム全体の作りなどは6年生の卒業実行委員会という父兄の方々と行う事があります。
打ち合わせも順調に進み卒業式に間に合うようにアルバムを納品しました。
通常、規模の大きな学校では前受金と言ってアルバム納品前(3月卒業なのでその前、大体年内)にアルバム代金の半額を頂き、納品後に残りの半額を頂くという流れですが、小規模な学校だった為に納品後に全額支払いという流れでした。
アルバム代の集金に行く前の日に卒業実行委員会の会計担当のお母様から電話があり、支払いを待って欲しいという話がありました。また、会社にもまだ話さないで欲しいと言われました。
その時には、忙しくて銀行に行く時間がなかったのかな?というくらいに思っていたのですが、いつまで経っても支払われず、必ずお支払いするので、あと少し待って欲しいという電話が何度かありました。
会社にもいつ集金してくるのかと言われ、事情を話すことになりました。
これは何かあるとなり、会社の判断で学校に話をして後日学校にて話し合いの場が設けられました。
お母様は泣きながら、6年生から集めていたアルバム代を使ってしまった事、旦那さんにも話ていない事など事情を話してくださいましたが、今すぐにお金を準備することは出来ないとなりました。
もちろん旦那さんにもお話しをして、かなり動揺されてましたが謝罪して頂き、そのご家庭と学校側でアルバム代を折半してお支払い頂くという事がありました。
実際、約140万程でしたが何に使ってしまったのかは分からないままです。
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