奈良県で行われた不正・横領行為に関する情報がこちらです。
サッカーチームN(奈良県)
日本の社会人サッカーリーグの最高峰に位置している、JFLに所属する『Nクラブ』で、JFL2015年シーズンから2019年シーズンまでの5年間にわたり、ホームゲーム入場者数を水増しし、虚偽の報告をクラブの代表の指示により行っていたことが、外部からの通報により発覚した。
NクラブはJリーグ百年構想クラブと認定されており、2015年には、J3ライセンスが交付されているクラブである。
J3の昇格昇格の為には、JFLリーグで4位以内に入ることや、施設面の諸条件に加えて、ホームゲームの平均入場者数を2,000人以上という条件を達成しなければならない。この『2,000人の壁』がNクラブにしてはとても大きなハードルだった。
そこで、J3に昇格するために、当時、代表であったN社長が、入場者数の水増しを支持するに至った。
この結果、Nクラブは、Jリーグ百年構想クラブ規定及びJリーグ規約に反する行為による、Jリーグ百年構想クラブ資格の解除条件付き失格処分が下されることになってしまった。
K薬局(奈良県)
これは、私が調剤薬局で働いていた頃の話です。
この薬局は近畿を中心に50?60くらい店舗があるのですが、よく横領や不正残業などの噂が絶えない職場でした。
というのも、本部にいるお偉い方々が、ほとんど見回りに来ないし、店舗の売り上げや報告なども全て店舗任せであるため、そのようなことが多発しているのです。
私の前任者も横領をした一人で、その額は、数百万と言われてます。
そして、退職の際、ご主人に付き添われ、社長にお詫びし分割で返済するの様に念書を書かされたというのです。
というのも、薬剤師の先生一人と、前任者、正社員一人、パート事務さんが二人の小さな薬局ですが、経理関係は全て前任者に任されており、前任者が休みの時には、レジ閉めなども禁じていたそうです。
薬剤師の先生も事務業務については任せきりのようでした。そして、少しずつ横領を重ねていき、気がつけば、数百万とのことでした。
誰のチェックも入らず、気がつくきっかけとなったのは、管理薬剤師の先生が変わってからでした。
その先生はレジ閉めを毎日する、お金もダブルチェックをする方でその前任者が休みの時に黙ってチェックしたところ、発覚したのだとか。
本当にお金の管理だけは、個人にさせるべきではないと思いました。
飲食店 従業員15人程度(奈良県)
営業時間が終わり、お店を閉めてレジの釣り銭をレジの中に入れたまま、鍵をして従業員が皆んな帰宅しました。
朝、開店準備の為レジの釣り銭を確認すると、レジの釣り銭が盗まれていました。
当時は店の中に防犯カメラなども設置されていませんでしたが、従業員の人数も少なく、1人無断欠勤をして連絡が付かない従業員がいたため、すぐに犯人は分かりました。
事が発覚してから本社に連絡をして、警察を呼んで被害届を出すかという話になりましたが、会社の代表が盗んだ犯人はきっと困っていて、助けてと言えなかったんだろう。
と公にせず、その後もその犯人は一度も顔を見せる事なく、夜逃げという形で終わりました。
その後、同じ事が起こっても被害が最小限に済むように、レジの中には5,000円だけを入れて釣り銭は金庫に直すようにと指示がありました。
あの時、犯人が会社に助けを求めていたら犯罪に手を染める事なく、会社が助けてくれていただろうと思います。
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