福井県で行われた不正・横領行為に関する情報がこちらです。
有名店G(福井県)
匿名希望
スマホの買い取りサービスで、実際手元にない商品を店舗で買い取ったかのように偽装し、買い取り代金数万円を着服していたこと。
棚卸の際にスマホの在庫数が合わず、買い取り履歴はあるのに現物がないという事態が発覚。
もともとスマホは買い取りしてから、まとめて一度本部のほうに発送し、スマホ内部に残っている可能性のあるデータ等をすべてクリーニングしてからもう一度店舗に返送されてくるものなので、もしかしたら本部の発送ミスもしくは店舗側の入荷ミスも考えられるため、スタッフ総出で在庫データや店頭を探し回る事態に。
最終的に防犯カメラを調べたところ、あるスタッフが複数回にわたり、高額な機種のスマホを架空買取していたことが判明した。
自分でなく親族の名前と身分証を使い、およそ60万円を着服していた。 さらに調べてみたところ、スマホだけでなく高額なゲーム機本体についても何台か同様の手口を使っており、被害総額は80万円にもなった。
真相判明直後、店長とその上司のエリアマネージャー、スタッフ本人とその保証人である親で面談を行い、今回は依願退職の形をとり警察には通報しないこと、横領したお金は分割で返済していくことを確認し、事件は終わった。
バイト歴が長く、店長ほか上司からの信頼も厚かったスタッフだったため、ほかのスタッフに与えた衝撃は大きかった。
それ以降、商品在庫のチェックが厳しくなり、スマホやゲーム機など単価の高いものは複数人での在庫確認が必要になった。
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