大阪府で行われた不正・横領行為に関する情報がこちらです。
大阪市住吉区(大阪府)
B部門長は、
①客から寄託されている商品の内、客が廃棄していいという商品を横領。第三者に転売している。
②寄託関係にある客から商品を預かる業務をしていたが、それを会社の業務として申告せず、代金で回収し、通常の領収書とは別にB部門長は会社の領収書を発行していた。
③取引先もB部門長とぐるになっていた。従って、業務上横領として、刑事告訴をした。
B部門長以下数名の社員の自宅及び転職先の給与を仮差押の上、訴訟をしている。
中堅ゼネコン(大阪府)
簡単に言うと談合があるという話です。はっきりと言っていいほど談合は違法とわかりながらはびこり、幅を利かせているというのは事実であります。
一般的に入札談合と呼ばれる談合は、国や地方公共団体の公共事業において事前に取り決めた金額により業者が落札するというものであり、その決められた金額を決めるために接待から始まるのです。
私もその接待の場所に赴きました。特に印象にあるのはキャバクラや高級料亭での談合、まずは高級料亭でそれなりの落札価格を決め、きちんとした報酬金額を設定し双方で確約します。
その場所に末席ではありますが居合わした私は、きちんとこの口で確認しそして耳と目で周知しました。こういった談合が成立した暁としてキャバクラへ赴きその担当者に向けて接待をするのです。
できるだけ美人で可愛い子をその担当の両脇につけさせ、どちらか気に入った方をお持ち帰りしてもらうようにまで手配をしました。
このような談合は違法ではあるとは言え私達のゼネコンの存続を賭けてはびこってるのは、あまり大きな口では言えない事実であります。
泉佐野市の企業(大阪府)
業務上絶対に必要な資格を取りに行くことになり、業務時間中にシフトとして職務として外部にて講習を受けました。
当初より会社負担での資格取得と言われており、取得の期間が延長したわけでもなく、当初のカリキュラム通りに取得しました。
その後一身上の都合で退社することになった時に、上司より「先日の資格の代金は給料から天引きしておく」とこちらに相談ではなく、決定事項のように告げられました。
口で言うだけで、実際は引かれないと思っていたのですが、翌月(退職月)の給与明細を確認したところ、実際に引かれており、ご丁寧に手紙も添えて、資格代金分引いていますとのことでした。
モラルとしてもおかしい話ですが、親に相談したところ、それは労働基準法違反に入ると言うことで、ご丁寧に添えてもらった手紙と給与明細をもって労働基準監督署に行きました。
相談したところ、証拠も残っているし、完全な基準違反になると言うことで、返金するよう督促をしてもらいました。
案の定、お金は返ってきましたが、こんなことも分からない会社であること自体が問題だと思いました。
300円ショップ(大阪府)
従業員による万引き、売り上げ金横領。
お店に社員は店長しかいなく、店長も1つの店舗に1人ではなく2店舗同時に任せてたりしていた為、基本はバイトだけでした。
その為朝1人夜1人とかでしたので閉店後にお店の商品を持って帰る子が多かった。
棚卸の時しか在庫チェックをしないので、万引きか従業員が盗んだかの判断がついていなかったし、大体の店はポスレジが普及していてそれで管理してるとこも多いが当時の店ではすべて手打ちでしていた為チェックが全くできていなかった。
私の勤めていたお店で起こったことですが、同時私と同じ時期に入った同期の方がいた、別店舗で研修をおえ希望店舗に配属した、その店舗はバイトだけで回しており社員はほぼ来なかった、売り上げの管理もバイトがしており管理もとてもずさんなものだった。
バックヤード(店の裏)に縦長のロッカーが1つだけあり皆で共有で使用していた、売り上げ金もそのロッカーの一番下のスペースに100円ショップなどで打っている大きめのタッパーに日毎の売り上げを銀行の封筒に入れていた(金庫などではなく)3日ほど売り上げが溜まれば銀行に入金するというものでした。
お昼の休憩など取るときはバックヤードで取っていた為、中になるべく入らないようにしていた初めに起こったことは従業員の財布からお金を盗むこと、気づきにくい金額で1000円だけ盗むや多く入っている小銭だけ盗むなどなど起こっていた、その後売り上げ金1万盗んで同期の子は出勤しなくなった。
そのことを店長に報告してそのことはそこで終了した。その後別の従業員が出勤しなくなった、無断欠勤の為退職になったがお店のカギなど返却を要求した、ある日返しに来た私はその現場にはいなかったが、彼女が来たと報告を受けた。
その日銀行に売り上げを入金しに行ったらお金が5万ほど不足していた原因がわからなく怖くなり入金をやめ店長に報告。
今いる従業員皆心当たりがなく、あやしいのは鍵を返却しに来た元従業員(彼女が来た日に売り上げがなくなっていた為怪しまれた)、店長が彼女に連絡を取り詳細を説明して盗んでないか有無を確認した、彼女は盗んでいないと返答した。
お店には防犯アラームが設定されており毎朝出勤した人が解除し閉店発動するようにしていた。その後の調べでその防犯が彼女が来た日の朝5時に一度解除されていたことが分かった(朝の出勤は9時から)その後、彼女に防犯のこと商業施設みたいな場所に入っていた為防犯カメラを調べる事、警察に被害届を出すことを伝えたそう。
私はこのあたりであらぬ疑いをかけられ私自身お金を盗まれたりと嫌な目にあったため退職したのでその後は不明です。
店長が言うには1回目の同期の子が盗んだときは大事にしなかったから行けると思われたといっていました。
私はお金の管理をもう少し気遣っていたらこんなことにはならなかったと思います、金額はそこまで大きいものではないですが盗みが多かったところでした。
大阪南部の大手企業(大阪府)
上司が皆天下りの会社です。有名な企業ですが仕事内容は大したものはなくユルユルです。
そんなにすごい不正ではないと思うのですが、ある部署は残業してなくてもキッチリ残業代をつけてもらっています。
それがバレるといけないので一応会社には残っているのですが仕事はせずにただ休憩で時間潰し状態になっています。気づいている人もいますが平社員なので何も言えません。
勤務中も上司に呼び出され高級カフェでお茶を飲んでサボっています。給料泥棒といったところでしょうか。
もうひとつは部長のセクハラです。付いて行く社員も問題ですが部長なので断りにくいのでしょう。
独身社員にご馳走すると言って誘ってお酒を飲ませフラフラにさせるそうです。
ホテルではなくカラオケなので大丈夫だろうと思って一緒に行くと横に座って抱きついてきたりキスをしてきて体を触ってきたらしいです。
メールでは証拠が残るので電話がかかってきて口止めをされるのです。女子社員も自分の立場があるので告発できずにいます。
大阪市内の販売会社(大阪府)
私の上司にあたる方が、会社のお金を横領していました。小さな会社なので、上司は20代でしたが次期幹部候補となるような地位のある人でした。
社員の給料等の金銭関係について管理する仕事も任されており、自身の給料を月に10~20万円ほど多く設定しておりました。
不正に気がついたのは上司と飲みに行った際、酔いに任せたのか上司が自ら申告してきました。
「俺は月50万もらっている。もう1年以上になるが、上層部は気がついていない。」とのことでした。
最初は酔っているから冗談を言っているのだと本気にはしていませんでした。
ただ、いくら時期幹部候補だとしても上司の羽振りの良さには疑問を感じる時はあったので、どこかで本当のことなのかもしれない、とは思っていました。
上層部の人間は急にブランドものをプレゼントしてくれるような方も多かったため、出世ごとの給料の高さ、また社風としての羽振りの良さのようなものは感じていましたが、上司に関してはどこか無理やりお金を遣っているようにも感じていました。
また、その日以来飲みの席で上司が「給料を多くもらっている話」をすることが多くなり、回数を重ねるごとに詳細になっていきました。
私は権限がなく、システムに触ることができない為、不明な点がかなり多く詳細を理解することはできませんでしたが、理解できないこともわかっているからかより細かく話しているようでした。
今考えると罪悪感から誰かに打ち明けたかったのかと思います。
上司の不正について私の中で真実味を帯びてきた為、誰かに相談しようかと考え始めた3ヶ月後に、上司の不正が明確化しました。
幹部がシステムをチェックした際に発覚したようで、幹部内では警察に被害届は出さず、当人に利子付きで借金させるという形の処分となりました。
横領額は総額300万、上司の借金は総額450万でした。
あまりに近くでの出来事だったこと、警察に被害届を出さない理由が会社的にも公開できないようなグレー部分がある、ということだったのでその後すぐに退職しましたが、 一定の立場であっても犯罪を犯してしまう人間の心の弱さ、会社のずさんな管理の末路など、多くを学ぶ貴重な経験だったと思います。
大阪市谷町4丁目の就労継続支援A型事業所(大阪府)
私は、そこの就労継続支援A型事業所に利用者として通っていました。
そこの事業所には皆勤手当てがあり、当然皆勤すると皆勤手当てが出ていたのですが、ある月から突然、皆勤しているにも関わらず給料に反映されていませんでした。
所長にクレームを入れたところ、切れ気味に「給料のフォーマットが今月から変わって、うまく反映されなかったんです」というだけでまったくあやまりません。
次の月も皆勤したにもかかわらず皆勤手当てはついていませんでした。再度、所長にクレームを入れたところ、前とまったく同じ反応でした。
結局未払いの皆勤手当ては支払って頂けたのですが、所長の対応に非常に不満です。そういう事もあって、そこの事業所は辞めました。
そこの他の利用者さんとは仲が良く、辞めてからも繋がりがありました。
辞めてから1年程過ぎたころ、仲のよかった利用者さんと話す機会があり聞いた話なのですが、長期的に休んでたまに来る利用者さんがおり、事業所はなんと、長期的に休んでいる利用者さんを書類上、来ている事にして提出していたそうなんです。
サービス管理者さんが通報したらしく、いづれその事業所はなくなる事になるだろうということでした。
大阪にある某会社(大阪府)
大阪にある某会社の出張旅費に関する不正行為についてです。
例えば、大阪から東京に一泊二日で出張する場合、社員は新幹線代とホテルの宿泊費の実費が支給され、後日領収書にて確認を受け、支給額より安く済めばその差額を返金しなくてはなりませんが、役員については、新幹線代(グリーン車)と宿泊費(社員の倍額)が支給され、後日領収書での確認もありませんでした。
このこのをいいことに、一部の役員が新幹線はグリーン車に乗らず、ホテルは格安のホテルに宿泊し、出張の度に差額を浮かしてポケットに入れてしまうという不正行為が行われていましたが、この不正行為について、ある日匿名で社外監査役に投書があり、社内調査が行われることになりました。
結局、この不正行為に対する処分はうやむやになり、該当役員も処分されることはありませんでしたが、役員に対する出張費の支払いは全てクレジットカード(法人カード)で行われることになり、これまでのような不正行為は出来なくなりました。
この不正行為は多くの社員が知ってた公然の秘密であったことから、やっと真面目になったのかって感じでしたが、結局は処分されることもなく終わったのがなんか残念でした。
某旅行会社(大阪府)
四国88ヶ所お遍路の旅や西国33ヶ所をめぐる日帰りツアーで1日で8ヶ寺くらい回るのですか、お客さんはお遍路ガイドとお参りだけに集中し、楽しく時間まで過ごします。
一緒に来た添乗員はその間に、お客さんが持って来た掛け軸500円、ご朱印帳300円、おいづる200円という白い布を持って来ていて、各お寺で御朱印を書いてもらって、乾かしてお寺にお金を払うという作業をします。
そして添乗員は数をごまかして少なく言い、余ったお金を添乗員はもらっていました。掛け軸はバレるので御朱印帳が多いでしょうか。
3.4つくらいですと大きい金額ではありませんが1000円くらい毎回儲かります。これがツアーがつづきますと、そうとうな金額となります。
昔の添乗員は日給月給で賃金が安かったので、こういう不正をして少しでも小遣いかせぎをして、誰もが生きていこうと必死でした。
そのほかで言いますと、オプション弁当の値段を少し値上げしたりたか、工夫をして不正をしながらこづかい稼ぎをしておりました。
K化学(大阪府)
ある日、納品違いのクレームが発生した。ある商品の製造工程で本来入っているはずの材料が入っておらず、検収不可であった。
社内で調査したところ、製造部門で入れすべきはずのものについて指示されておらず、受注のミスであったことが発覚した。
顧客から商品の受注を営業部門が受け、その受注データを製造部門に発券し、その発券を管理していたのは製造部門の課長であったが、その課長は出張中で、口頭で部下に製造の指示を出したが、その口頭で指示した商品内容には入れるべき材料が含まれていなかったことから、課長が追求されることとなった。
しかし、課長は指示を出したと、一貫して誤指示であることを認めなかった。
一方営業部門でも受注データは残っており、そもそも口頭で指示したことに、関係者は疑問を持っており、さらに踏み込んだ調査を行なったが、該当メールを削除、該当書類・発券書類をすべて廃棄しており、何も受けておらず、知らなかったと、製造部門の課長は説明を行なった。
製造部門の部下はすべて勝手に動いたと判断され、倫理委員会で処分されることになった。
携帯ショップ(大阪府)
営業時に使うトークと上位店に対しての渡すトークの改ざんになります。
その中には会社の説明も架空会社を名乗りあたかも現在利用中の会社の手で話を進めていき今の会社の料金見直しですよと話を進めていきメリットを伝えお客様の個人情報を聞いた後、申し込み了承を得た上で実はねという形で切り替えの旨 とその切り替え先の会社の名前を出すやり方になります。
これをすることによりフロントの営業段階でのNG率も減少され効率よく契約をもらえるということで会社の社内研修に関してのそのやり方の洗脳かた 学ばされています。
テレアポも行うこともございますがもしお客様からのなんらかのクレームがあった際に関しては上位店?という取引先の会社に関してのログ提出が 月に数件求められおりますがログの編集を行いあたかもクリーンに案内しているようにいきすぎた案内をしているところはカットし正しい通話録音を別でとり繋ぎ合わせたものを提出しております。
某個別指導学院 H駅前校(大阪府)
自分がそこで塾講師のアルバイトをしていたときの話です。
入社してからしばらくお世話になった教室長が年度末になって他校へ異動となり、別の校舎から新しい教室長がやって来ることになりました。
旧教室長は「人として未熟な面があるから、みんなで支えながら共に頑張ってほしい」と否定的な言葉を残し、去っていきました。
そして新教室長とは4月から一緒に働きました。その当初は何も悪い人のようには感じられず、むしろ話しやすい人で仕事もしやすかったようにさえ感じました。
しかし、そこから2か月後に事態が大きく動くことに。 新教室長が履歴書に虚偽の報告をしていたことが発覚。それを見つけたのは旧教室長。彼はすぐさま上層部に内部告発をしました。
何故それが発覚したかと言うと、旧教室長が新教室長の書類を確認した際に、
・メンタルクリニックの通院履歴
・身分証明書と履歴書の名前の齟齬
が分かったというのです。
そして問い詰めたところ、新教室長はあっさりと事実を認めたそうです。
しかしなぜ書類偽造などを行ったかというと、新教室長は前科を持っており、 「中学校教員時に児童買春やポルノ禁止法違反容疑で逮捕・送検」されていたのでした。
その後、新教室長は左遷されたようですが、それ以外のことは知りません。 (※調べるとネットで記事が見られるので、名前や場所などは伏せさせていただきました)
世界TOP10に入る大手製薬企業(大阪府)
営業職は全国転勤が基本的な条件になってきますが、会社の規定で自分の希望勤務地から離れれば離れるほど住宅手当の料金が高くなる会社の規定があります。
希望勤務地に近いほど、毎月の住宅手当は最低3万円ほどまで落ちてしまうので希望勤務地をどこで申請するのかどうかは非常に大事になってくるのですが、本当は大阪勤務を希望しているのに第一希望を沖縄希望にして、住宅手当を最大限もらっている社員がいました。
しかし、その社員をいざ沖縄に転勤させようと人事通達を行ったところ、沖縄にはいきたくないから行かない、といった供述をし始め、今まで不正に住宅手当をもらっていたことが発覚しました。
内示が出てからかなりの時間を要して交渉、もめていましたが、結局沖縄には転勤しないことに決まり、今まで虚偽で沖縄希望を出していた数年間の住宅手当が違法にあたるとのことで数百万円単位のお金を会社に対して返納するといった事態になり、会社にいるのも肩身が狭い思いをしていらっしゃいました。
建設業者(大阪府)
各製品につけている製品の保証書のナンバーがなくなってしまったのでナンバー部分を画像加工ソフトを使って偽造していました。
ナンバーは個体ナンバーで作られた日つげと時間が記されたものがナンバーとなっているものです。
再発行となると下請けの下請けからお願いしなければならずかなりの手間がかかるので偽造していました。
正直現場でも何故紙で一本ずつ証明書を出さなければならないのか、同じ商品を切っているだけなのにという疑問もあったのだとおもいます。
また現場写真も何枚も取らなければならず表示看板を入れずに取り忘れもありました。
そういった写真に表示看板を加工してさも看板を入れて取ったように現場で取ったように加工することもありました。
また現場へ営業マンが言って取るのはかなりの手間がかかるからです。
不正いけないことです。でもネットが普及し在宅勤務が当たり前になった今どうにか合理的にできないものかと考えさせられることもおおくあります。
クレジットカード会社(大阪府)
某クレジットカードでカードの利用で貯まるポイントを詐取する不正がありました。
不正の手口は、カードの退会を申し出た顧客の内、ポイントが貯まっていることに気付いていない(退会時にポイント交換を申し出なかった)顧客のポイントを、退会のオペレートをする前に、ポイント効果のオペレートを行い、そのポイントを勝手に自分のポイントに移し替えてしまうというものでした。
その人間は、カードの退会を受け付ける部門を担当しており、ポイントの制度を熟知しています。
ポイントは他社の様々なポイントに移行することが可能であることに着目し、自分が持っている他社の会員カードにポイントを交換することで、顧客から退会時にポイント交換の申し出があったことを装い、ポイントを詐取していた訳です。
他社ポイントへの移行については、基本的に申し出のあった会員番号にポイントを移し替えるシステム上のオペレートをするだけですので、オペレートをした履歴は残りますが、そのことについて、他の社員は誰も不審には思っていませんでした。
(日々発生することでもありますので、誰もそんな細かいことは気にもしてませんでした。)
しかしながら、とある日、退会済みの顧客から、ポイントが貯まっていたはずだからポイントを交換して欲しいとの申し出があり、調査した結果、この不正が発覚し、その人間は責任を取って自主退職することになりました。
年間売上2兆円規模の製造業(大阪府)
当該会社の元社員が、知人が経営するIT関連の協力企業と共謀し、ITコンサルタント料の名目として数億円を騙し取った事件がありました。
犯人は既に実刑判決を受けており、今も懲役刑に服しています。
元社員は数年間に渡り、当該会社がコンサルタント業務をIT関連企業に発注したように見せかけて、自らが管理していた知人名義の口座に振り込ませていました。
当時は社内での統制管理もずさんで、当時ITの責任者であった元社員が自分で業務の発注先を選んだり、発注を決済できるようになっていたため、このような不正が起こってしまいました。
同社ではこれを機に、職務分掌の見直しや決済権限の分離を進めるようになりました。
当詐欺事件は、国税局の調査で所得隠しを指摘された同社が、原因について調査した結果発覚しており、これにより元社員を懲戒解雇の上で刑事告訴しました。
元社員は不正に得た資金を自身の借金返済やクラブ、ギャンブルなどに使用しており、北新地などではその羽振りの良さで有名だったそうです。
資格の予備校(大阪府)
国家資格取得に関する講座を多数販売しており、通学講座や通信講座など受講する形態も多数あるため、窓口にて10万円以上の金銭のやりとりがしょっちゅうあるような環境です。
毎日営業終了後にレジの金銭を計算し、ズレがないかを確認します。 そんな中、横領事件が発生しました。
発覚したのは事件発生当日ではありません。その日窓口にお客様が来られ、領収書の事後発行を求められました。
そこでお客様の受講履歴を専用端末(パソコン)で確認しようとしたところ、その方が仰るような氏名の方は存在しません。
ただ、お客様は申込手続きの際にお渡しをした生徒証明の書類はお持ちになられています。しかしその方は端末上には存在しないのです。
対応したスタッフはそこで閃いたそうです、「不正をしたスタッフがいる」と。瞬時にそう感じたそうです。
結局お客様には一度その場はお引き取り願い、後日対応方法を考えるとした上で、学校長・副学校長のみにこの事実が共有され、スタッフには秘密裡に調査が行われることになりました。
システム上履歴の残っていることしか調査ができないことから、まずはレジの金額が合わなかった日がないかということを直近3か月程度調査を行いました。
そこでひとつ事実が発覚したのです。レジの金銭がズレている日に、必ず出勤していたスタッフが2名いたのです。
ただしそのうちの1名は、金銭やりとりに直接関わる業務をしているスタッフではなく、もし金銭を横領するとなれば必ず人目についたであろうことから、容疑者からは除外されました。
なので、残るは1名です。入社5年目程度のどんな業務にも精通している男性スタッフでした。 そしてここからの調査は非常に骨が折れました。
現行犯で見つけたわけではなく、端末上の履歴から調査できることは行ってしまったことから、どのような不正が行われたかは想像するしかありませんでした。
ただ、ひとつだけその不正ができる方法をベテランの副校長が思い付いたのです。
まず、領収書発行を求められたお客様が申し込みされた講座は約10万円の商品でした。
10万円現金で支払われたと仰られており、その10万円は申込日当日の、端末の履歴上には存在していませんでした(レジの金銭のズレもありませんでした)。
ということは、10万円をシステム登録せず自分の懐に入れて、その取引はなかったことにしたことになります。その10万円はきっとそのまま持ち帰ったのでしょう。
また、この講座が通学講座であり、教材受け取り等もすべて学校内で行われるものであったため、教材の発送手配等も必要なく、システム登録しなくても受講が可能だったということもポイントでした。
そして、お客様がお持ちだった生徒証明は、金銭授受がなくても発行できる手段がいくつかあったため、端末作業としてはその作業だけ行ったのでしょう(これもテクニックがいるのですが)。
こんな手を思い付いて、巧みに実行できるというのは、それなりに社歴があり、その講座に精通しているスタッフしかできません。
きっとこの事件だけでなく、何度か行っているだろうと予測がつきました。そこで、容疑者として浮上していた1名のスタッフがすべての疑惑に当てはまる人物だったことから、ほぼクロだと目星をつけられました。
ただ、現行犯でもなく、決定的な証拠がないため、捕まえることができません。
学校内ではこのような横領事件が起きているという噂が流れましたが、みんな暗黙の了解で大きく話題にすることもなかったため、容疑者のスタッフも普通に勤務していました。
しかし、そのスタッフが転職を機に急遽辞めることになったのです。まだ横領事件の噂が盛り上がっているタイミングで、です。
怪しさしかありませんでしたが、決定的に捕らえる手段がなく、そのまま転職してしまったのです。
結局この横領事件は、容疑者を捕らえることもできず、被害総額も不明なまま、流れてしまうこととなりました。
再発しないようにシステムの改修などが行われ、同じ手口は使えないようにはなりましたが、未だ語られる後味の悪い事件でした。
西に40店舗ほどを構える飲食店の親会社(大阪府)
アジア系の留学生が多かったのですが、皆真面目で私達日本人とも上手にコミュニケーションの取れる良い子達でした。
ある時、働いている留学生の一人が給料の封筒が入った鞄をどこかに置き忘れたと騒いでいました。
管轄の交番には連絡していたようで、鞄はすぐに見つかったらしくその子は交番まで取りに行きました。 しかしそのまま帰ってくることはなかったです。
鞄の中に在留カードが入っていたそうなのですが、ビザが切れて1年も経っていたらしく不法滞在で逮捕されました。
その話を聞いてすぐ、警察官の方が店に来ました。 そして勤務中の他の留学生たちも署まで連れていかれてしまったのです。
ビザの切れている子が多かったらしく不法就労ということで系列店内で10人以上、さらに法定時間以上働かせていたとして社長その他の社員が書類送検されました。
不正を身近で目の当たりにして飲食店の闇を感じました。 会社への信用が一気に落ちたので私はすぐにそのお店を辞めました。
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