香川県で行われた不正・横領行為に関する情報がこちらです。
香川県庁 土木部の出先機関(香川県)
土木部の出先機関に勤務していた40代の係長級職員は、公共事業の工事発注のために、予定価格を算定する積算という作業を担当していました。
その工事は、発注を急がなければ、工事が年度内に終えられなくなる恐れが高い状況にあったため、その職員は積算作業をできるだけ早く仕上げる必要がありました。
積算にあたっては材料費用を見積徴収することも必要でした。
香川県では、工事に使用する資材のうち、一定の金額以上の高額なものは、経済調査会等に委託して価格調査を行ったうえで価格を決定するルールになっていました。
職員は、価格調査を今から行っていたら、工事の発注が遅くなってしまうと思い、価格調査の報告書を偽造し、虚偽の価格を用いて工事の予定価格を積算しました。
このことにより、工事の契約金額が本来の適正な金額よりも高額なものとなってしまいました。
香川県は、このことにより香川県に損害を与えたとして、この職員を懲戒処分としました。
公立高校(職員80人くらい)(香川県)
私が高校の教員をしていた頃の、部活動手当てについてです。
部活手当は毎月末に、教員本人がその月に行なった休日の部活指導について時間数を報告し、それに基づいて手当が支給されます。
私が副顧問をしていた部活の主顧問の、部活手当てに関する書類が机に置きっぱなしだったので、 無用心だと思い机の中にしまおうとしたところ、大幅な虚偽申告があることに気づきました。
指導時間の傘増しは当然のように行われていて、部活を休みにしていた日も1日指導したことになっていました。 その中には、部活のメンバーや保護者とバーベキューをした日まで含まれていました。
その先生はいつも書類を机上に置きっぱなしにするので、それから毎月さりげなく見るようにしましたが、 やはり毎月大幅な虚偽申告を行なっていました。
また、その部活の大会では、本部で大量にお弁当を注文し、引率の教員はそれを購入する形になっていました。
例の先生員は1つ目はお金を払って購入していましたが、その日の終わりに余ったお弁当をお金も払わずに大量に持ち帰っていました。
家族に持って帰りたいなどの要望があれば販売もしていたのですが、その先生はその大会の役員も務めていたからか、当然のように持ち帰っていました。
また、企業から大会あてに届いた飲み物なども、まず大量に自分で確保してから生徒たちに配っていました。
どこからが犯罪なのかは分かりませんが、人としてどうなのかと思っていました。
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