北海道で行われた不正・横領行為に関する情報がこちらです。
小売業者(北海道)
私が以前に勤務していた小売店での横領について紹介を致します。
小売店は、商品を陳列するために什器という陳列棚を購入します。
この陳列棚は、什器の取り扱い業者独自の企画のものや使用する小売店でのオリジナルの什器があったりと多岐に渡ります。
殆どの小売業は、本部が発注した小売店オリジナルの什器もしくは陳列する商品を取り扱っているメーカーが購入をします。
新しい什器に、全店で統一して差し替えるという指示が本部か来るのですが古かったり、壊れてしまった不要の什器は粗大ゴミとして廃棄物業者へと渡します。
不要な什器の処分に関しては、社内でマニュアルがなく各店舗ごとに処理がまちまちでした。
そこに目を付けたのが、ある店舗の店長で「什器が不要であれば売ってしまおう」と、近隣の廃棄物業者へ連絡をして什器を下取りして貰っていました。
什器自体がアルミ製であったので粗大ゴミとして出さずに、廃棄物業者に買い取って貰っていました。
振込先は、店長個人の口座で店長が不在の時のに什器を下取りに来た業者を不審に思い調査して発覚をしました。
函館にある水産市場(北海道)
これは、私が知人から聞いた話なのですが、函館にある水産市場でカラ売り上げが多発していたそうです。
やり口は、品物は冷凍品だったそうですが荷主からまず冷凍品のサンプルとしてもらいうけて、それを相手先に販売するというやり口です。
当然サンプルなので仕入値段を起こすわけでもないので会社から相手へ仕入れ代金を納めるわけでもないですし、販売した相手先には当時現金でやり取りしていたため 発覚はしなかったということです。
ではなぜ、その不正が発覚したかというと、たまたまその担当者が夏休みをとっていて販売先がその品物を注文したいので他の方に頼んだのですが、どの品物かがわからなかったため、いろいろ調べた結果カラ売り上げがわかったみたいです。
その後その人がどうなったかはわかりませんが、今はその会社にはいないみたいです。
後はパワハラもあったみたいです。そのパワハラを行った上司は今はいないみたいですが、注意をするのに公衆の面前で1時間も罵倒したり人格を否定したりする行為があったみたいです。
某企業カード部門(北海道)
クレジットカードに関する不正行為です。
カード部門に所属していた男性社員が、離婚した前妻のクレジットカードでキャッシングを利用していました。
その男性社員は以前に、自分のカードの申し込みをしたのですが、審査に通らずカード発行には至りませんでした。
他社の支払履歴が芳しくないことが、カード発行不可の理由でした。
不正利用していた時期は、離婚から既に数か月経過しており、前妻は実家に戻り当然住まいは別々です。
恐らくですが、離婚のどさくさに紛れて、利用されていない前妻のカードを手にしていたのでしょう。
既に前妻のカードは有効期限が切れていて、利用はできない状態でした。
そこで、自らがカード部門に所属していることを利用して、勝手にカードの有効期限を延長し利用できる状態にしたのです。
確認できただけで数回にわたり、合計で15万円程をキャッシングしていました。
その男性は不正利用の直後に、一週間程度の長期出張に出かけていました。出張先での様々な出費に備えての不正利用と思われます。
その後は何食わぬ顔で返済を済ませていました。
結局この不正行為は、表沙汰になることはありませんでした。当時の上司が、発覚することで自らの監督責任を問われることを回避した。
はっきりとはしませんが、どうやらそれが有耶無耶になった理由のようです。
ゆう〇〇局(北海道)
保険の営業ノルマの苦しさから業務上横領と保険の名義貸しの話です。
一部報道にもあったように、ゆう〇〇局には保険の営業ノルマがあります。
当時40代だった局長は自局の保険ノルマ金額が毎年倍増していくことにとても苦労していました。そこで局長は考えました。
自局にアルバイトを数人雇ったことにして、そのアルバイトの出勤日数を水増しして請求し、実際の賃金との差額を横領したのです。
例えば、実際には月5日しかアルバイトが出勤していないにも関わらず、月20日出勤したことにして本社にアルバイトの人件費を請求します。
そしてアルバイトの人を取り込んで、アルバイトの人に賃金を7日分(実際の賃金より多く)支給する代わりに差額を局長に渡すようにしました。
そしてその差額を使って知人の名義を使って架空の保険契約を結んでいました。(月々の保険料は局長が手に入れた差額の中から自分で支払っていました。
しかし、こんな事が長く続くことはないもので、本社から「来局者数の割にアルバイトの人数や勤務日数が多い」と監査が入りました。
そこで、この不正が発覚したのですが、一般のお客様に迷惑が掛かっていない事、長期間、この行為を本社の監査部門や近隣局が見逃していたことなど、大人の事情によりニュースなどにはならず、局長とアルバイトは全員クビ、内容を知りながら監査部門に内部通報しなかった職員は降格という処分で事件は揉み消されました。
大人の世界はこのようなことが多々あります。
札幌の警備会社(北海道)
ある警備会社は労働基準法完全無視の会社でした。
業界用語で36、48など使われるのですが、簡単に言うと昼、夜、昼の3勤務を連続でしたり4勤務を連続で行うことです。
会社の言い訳としては人が少ないからなど、ありきたりな言い訳でした。それを断らない人が給料を次の契約更新などで大幅に上がるというシステムなのでそれが当たり前と言う風潮になっていました。
さらには業者間で行われている空伝と言われる、空伝票のやりとりを頻繁に行われていたりします。
実際には受注人数の改ざんに使われます。それを役所に提出する際にさもさもその人数が働いているかのように退出するのに使われたりしていました。
他にも女性への扱いはとてといまの時代には全然マッチしたものではありません。
トイレは基本的に公園などの公衆トイレなどがメインになるので女性には大変だと思います。
なのでコンビニなどにトイレに行きたいと言うとあからさまに嫌な顔や態度をとったりする人もいました。
十勝清水(北海道)
前事務員の不正なお金の動きがある。お金の管理の甘さ。領収書の書き換えもざらにあるらしい。指摘しても上の人たちは見逃している。
というかその人に仕事をまかせすぎていたために、何もいえなかったのだろう。当の本人は横領したままやめていった。後任のひとが大変そうにしている。
どのお金なのか何に使っていたのかわからずじまいで会議が開かれても帳簿などにはめもくれずに改善の余地は無い。
これまでに何人もの職員が会長と合わなくてやめていっている。
自分の子供をえこひいきして、まったく関係の無い職員に罪をなすり付けたり、子供じみたことをしている。
社内不倫のオンパレードで女性職員が何人も辞めて行っている。
男女の問題が尽きないところだ。職員間でストーカーじみたことをしてくびになったりしている。
そんなことがあるから新しい職員が入らない。また入ってもすぐにやめていくことが多い。
関連会社の施設も若者にたいしてゆるく、チャラついたのしかいない。
S小樽(北海道)
私が勤めていた会社での話ですが、給料の千円以下を銀行に振り込まれていたのですが、私の不注意で口座が不正利用されてしまい、凍結することになりました。
凍結される前までは、毎月300円以上が銀行に振り込まれていたのですが、振り込みができなくなると、給料の千円以下の金額が0円になるように、弁当代や所得税などで帳尻合わせされていました。
最初のころは、こういう月もあると思って気にしていなかったのですが、会社で取っている弁当の代金が毎月、変わっていることに気付いた事で、詳しく自分の明細を調べた結果、総支給額が変わらないのに所得税が変動していたり、基本給が減らされていたりしていました。
その事を会社側に確認したのですが、口座が無いほうが悪いと言われ、取り合ってもらえませんでした。更には、こちらのやり方が気に入らなければ退職しろと言われてしまいました。
私自身、中卒で資格も持っていなったため、転職することに不安があり、強くは出ることが出来ずにいました。
最終的には、友人の紹介があり転職することが出来ましたが、不正があっても正すことが出来ない事が悔しく、つらい日々でした。
旭川市役所(北海道)
4年前、北海道にある旭川市役所の介護高齢課の金庫から約110万円が盗まれました。
この金庫には介護保険料の還付金として現金が入っていたようです。
月曜日の朝、金庫を開けようとした職員が、金庫の鍵が開けられ介護保険料の還付金として保管していた約110万円が盗まれているのに気付きました。
金曜日の夜に職員が確認した時は鍵がかかっていたといいます。
介護高齢課の職員は30人以上いますが、この金庫のパスワードを知っている職員は介護保険料係の10名ほどです。
毎年人事異動で人が2~3人ずつ変わっていきますので、市役所内には少なくても50人程はいるようです。
土日の間に盗まれたと考えられますが、執務室内に鍵はなく自由に出入りできるためこのような事態が起きたと思います。
そして、この事件発生後、介護保険料係のある若手職員(20代半ば女性)が退職しています。
その職員は退職後札幌市に移住しているようで周りの人は口をそろえて、その若手職員が盗んだといいます。
警察の事情聴取は受けたようですが、捕まっていないので、なんとかばれなかったのでしょうか…
建設業・従業員200名くらい(北海道)
私が入社して間もない頃、現場やモデルハウスの部材や小物を買い付けに行くために前もって10?20万円くらいの現金を会社から支給され、購入した領収書で精算するのが通常の流れでした。
今では大きな金額を使う場合は、会社名義のクレジットカードを使うので大金を持つことはないのですが。
当時の同僚のインテリアコーディネーターさんがモデルハウスの飾り付けのために、20万円を封筒に入れて机の上に出しっぱなしにしてしまい、その封筒ごとなくなってしまいました。
金額が金額なだけに、事情聴取というわけではないのですが、ひとりひとりが上司に呼ばれ、話を聞かれました。
結局は本当に机に置いたのか、誰かが盗んだのかもはっきりせずに、お金も戻ることはありませんでした。
その後、事務所には従業員には内緒で防犯カメラがつけられ、その一件以来、みんなが気をつけたこともあってそんなことは起こらなかったのですが、のちのちあの人が盗んだのかもなど軽く噂が立ちましたが、真相はわからないままです。
函館の魚市場(北海道)
私は、魚市場の職員です、具体的には卸売市場で魚の集荷や荷受けなどをする会社です。
会社の同僚が以前、密猟をしました、嘘のようなホントの話です。
犯行の手口も間抜けで、自分の家からゴムボートやヤリとかをもって海にいって密猟をしていたところ 漁師さんにみつかりました、言い逃れできない姿ですよね(笑)
当然その漁師さんは、密猟は犯罪なので私の同僚に問い詰めたみたいです、最初同僚は黙秘を貫いていたみたいですが、同僚のことを知っていた漁師さんは 私の会社に通報したみたいです。
魚市場なんで朝早く始まり夕方だともう職員は経理の人しかいないのですが 夜全員会社に呼ばれ、○○が密猟して捕まったと報告しました。
はっきいって夜眠たいのに会社に呼ぶなとか朝話せばいいじゃないかと思いましたが、状況が状況だけに納得はしました。
その職員はとりあえず自宅待機となり残された社員がその社員の分まで働かなければならないと理不尽な結果になりましたが仕方ないですよね。
電子機器のテクニカルサポートコールセンター(北海道)
インバウンドのコールセンターで勤務していた当時の話です。 センターの9割は派遣社員で入社後3週間の研修期間を経てお客様対応を行います。
業務上個人情報を多く扱う立場にありました。 手軽に職に就ける派遣という性質上、労働者の民度は割と低く誰でも入社できる(続けられるかどうかは本人次第ですが・・)という職場でした。
ある日、フロアに警察官が2-3名入ってきて一人のオペレーターを連行しました。
後から事情を聴いたところ個人情報を記憶デバイスに移し他業者に販売していたとのこと、以前から警察に目をつけられており、証拠が見つかったため逮捕されたということでした。
もちろん派遣会社/フロア管理会社共に情報漏洩に関しては個人情報だけでなく製品情報なども含めルール上固く警戒された仕事場ではありました、その反面実際の監視は緩めかつ簡単に悪さができてしまう環境であったと思います。
(具体的にはフロアへの個人デバイスや筆記用具の持ち込みはマネージャー以上の肩書があるスタッフ以外禁止されており1階のロッカーに収納してから業務フロアに行くという流れでした。)
一番悪いのは犯人ですが、このコールセンター業務のクライアントは世界でもトップクラスの大企業であったため、もう少し警備を固くすべきであると働いているこちらが心配になるような状態でしたので起こるべくして起こった事件だと感じました。
コメント